ダイエット4回目挑戦中の(あ)です。
ダイエット始めるときに何回か越えなければならない壁があります。
・最初ダイエットを始めてから体重が落ち始めるまで。
・途中で体重が落ちなくなって中だるみの時
・目的まで下がって、体重を維持する時
・リバウンドの恐怖
いろいろありますね。ダイエットは1生モノだそうです。
今回は体重について書いてみたいと思います。
ダイエット初めて最初の難関は食事を落としたのに体重が減らないとか減ったり増えたりを繰り返すことではないでしょうか。人間の体は60%が水分です。この割合は一定ではなく水をがぶ飲みしたり、汗をかいたりして変化を繰り返しています。短期での体重増減はこの水分の増減が表れているだけです。ボクサーがダイエットスーツを着て汗をかいて体重を減らしていますね。あれは筋肉量を減らさずに一時的に水分を減らして検量をパスすることを目指しているので、本質的なダイエットとは違います。試合前には水分を摂り正常な体に戻しています。
まず体脂肪率付き体重計を用意しましょう。
それで毎日同じ時間に体重と体脂肪率を量って、体重×体脂肪率を掛けて自分の脂肪量を記録しましょう。朝起きがけとかがいいですね。体脂肪率付き体重計はどのメーカでもいいですが内臓脂肪が測るのがお勧めです。最近は手と足で測る機種が増えてきていますのでそちらを選択するのもいいでしょう。実際メーカーや機種によって値はバラバラですが同一機種を使い自分の脂肪が増えているのか減っているのかがつかめれば割合は気にしません。毎日一定の時間に測るのは寝ているときと立っているときで体内の水分移動が起きて、体脂肪計の表示に誤差が出やすいので寝起きとかにしましょう。
ダイエットでは「食事のカロりー」<「消費カロリー」ならば痩せるということがダイエット基本原理ですが、気を付けるのは「消費カロリー」は一定ではないということです。私たち日本人はモンゴロイドに分類されます。名が示す通りユーラシア大陸奥地で生まれたと言います。モンゴロイドは人類の中では改良型の分類に入るそうです。特徴は飢餓に強いことです。
食事のカロリーが減ると体が反応して消費カロリーを減らして均衡をとるようになります。それでも足りなくなると自分の体を削ってエネルギーを補充します。これで初めて体重が減り始めます。
急速に減らすと生きるために必要ない部分も機能停止して「消費カロリー」を減らし体を守ろうとします。女性なら生理が止まったり男性なら抜け毛が増えたりします。美容の大敵になります。
この「やり繰りで何とかしよう」から「もうだめだ貯金を取り崩そう」になるまでタイムラグがあるのでやせ始めるまで時間がかかります。それまでに痩せたと感じるのは単に水分摂取を減らして体内の水分が減っているだけです。
急速に食べ物を減らすと私たちが太古からもつ飢餓遺伝子が発動して貯めこむだけ貯めこむモードになってしまいます。このモードで私たちの祖先は氷河期を生き延びてきました。食べられるときになるべく体にため込むと事ができる体とコンパクトな消費エネルギーが改良型人類の由来です。しかし現代ではこれがリバウンドの恐怖に直結しています
まず体重に惑わされずに脂肪量を把握して管理しましょう
ではまた次回
(あ)でした