ダイエットをするとき気をつけなくてはならないのが
栄養バランスですね。
しかし分かっているようで分からない栄養のバランスって何というお話です。
まず大事なのが三大栄養素のバランスです。
三大栄養素は、たんぱく質(プロテイン)・脂質(ファット)・炭水化物(カーボハイドレイド)という3つの栄養素のことです。
プロテイン・ファット・カーボハイドレイドの略称でPFCバランスと呼びます。
これを決めた当時は厚生省策定「第六次改定日本人の栄養所要量」では、摂取する総エネルギー量に対して、たんぱく質P=12〜13%,脂質F=20〜30%,炭水化物C=57〜68%の割合でエネルギー摂取することが推奨されています。
つまりご飯を多めに肉は少なめということになります。
誤解しないように付け加えると
野菜は別でこの計算には入っていません別途必要量食べなくてはなりません。野菜は1日300gと言われています。
ダイエットの時に、ご飯やパンを抜いておかずだけダイエットをする方もいますが、全体に減らした方が良いということになります。
タンパク質はアミノ酸から出来ています。病院食などではアミノ酸スコアと言ってタンパク質の内容まで詳しく制限することもあります。
脂肪は脂肪酸です。肉と魚では脂肪酸の種類が違うので、魚をだべた方が良い結果を生んだりします。
ここで栄養学的には、たんぱく質と炭水化物は1g当たり4カロリーで計算します。脂肪は1g当たり9カロリーです。
同じ重さならタンパク質や炭水化物よりも、脂肪の方が2倍以上のエネルギーを蓄えることができます。
これが我々生物が編み出した知恵で、たとえ穀物などしか取らなくても体の中で脂肪に変換して効率よく蓄える仕掛けになっています。
さもないと草食動物である牛に油身なんてありえないでしょう。
だから油をとりすぎるのはまずいのですが、油をとらないからといって体脂肪が増えないわけではないのです。
たとえば1日にスペシャル苺ショート354カロリーを食べ過ぎると増える脂肪は
354÷9≒39
で1回あたり
39gしか体重が増えませんね。1カ月で1180gになりますね。
毎日食べるわけでもないので大丈夫ですよね!!
と考えた時期もありました。
忘れてはいけないのが、体の3分の2は水で出来ていますという事実です。
体に単純に脂肪がたまるのではではなく、脂肪細胞という細胞が大きくなることで脂肪がたまります。
これには脂肪だけでは細胞ができないので、相応の水分も増加します。それで3倍近くになってしまうのです。
だから正解は
3540gも体重が増加してしまします。
1日100カロリー減少で1月で1kg痩せると言われています。354カロリーオーバーなら3.5kgですね。
みなさまも正しい生活を送りましょうね。
ちなみにアルコールは分解しないで尿からそのまま出て行って体に蓄積されない分が多いので、ボイドカロリーとか呼ばれています。
なるべく薄い酒で水分を多く取った方がいいですね。ただカルピスチューハイとかのカルピスの糖分は体にしっかり残りますので甘いお酒は控えめに。