お待たせしてすまんかった。
実は、今日のお話、メタボにとって重大な事がわかったので
急遽、特別講座をすることにしたんじゃ。
9/26のNHK「ためしてガッテン」を見ていたら、驚きの事実をしってしまったので
みんなに紹介するのー。
なんと、メタボがあの痴呆症、アルツハイマーの原因にからんでいるんじゃ。
今、現在もアルツハイマーは身近にある病気で65歳以上の10人に1人の
割合で発症が恐れられている病気なんじゃ。
では、なぜメタボとアルツハイマーが関係するのか解説しよう。
実は最近の研究でアルツハイマーの原因物質が
アミロイドβという老廃物がたまって発症することがわかったんじゃ。
以前は、死んだ人の脳しか、このアミロイドβを見ることができなかったのじゃが、
最新の医療機器で生きた人の脳がみれるようになった。
そのおかげで、経過を観察することができ、
このアミロイドβは、人によっては40歳頃から除々にたまりだし、
60歳頃になると脳のいたるところにこのアミロイドβがたまってくることが
わかったんじゃ。
このアミロイドβを退治してくれる物質も体の中におり、
それは「インスリン分解酵素」という。
インスリン分解酵素はその名の通り、
インスリン(血糖を調整する物質)を分解して
少なくしてくれるものである。量を調節してくれるのじゃ。
実は、このインスリン分解酵素は本業がインスリンの量を少なくする、
副業に脳の老廃物「アミロイドβ」を退治してくれると二役を担っているのじゃ。
よって、どか食いなど多量に炭水化物等摂取すると
インスリンが多量にでてきて、このインスリン分解酵素が
せっせと退治しなくてはいけなく、副業のアミロイドβの退治まで
手が回らなくなるのそうじゃ。
その結果、アミロイドβが脳にたまってアルツハイマーを発症するという
メカニズムじゃ。
特に2型糖尿病、過食・肥満・運動不足、の方はこの傾向に
あるんだぞー。
これで、メタボとアルツハイマーが点から線でつながったということじゃ。
でも、いいお知らせもある。
アルツハイマーもすぐに重篤になることはない。
その前に軽度アルツハイマーになるんじゃ。
その時に、食事、運動、昼寝、それから会話(コミュニケーション)を
毎日継続してやれば、改善がみられたそうじゃ。
現に大分県安心院町のご老人が軽度アルツハイマーだったのが、
18人中、16人が改善されたそうじゃ。
やはり、メタボを改善していかないとたいへんな事になると
わかったじゃろ。
いつまでも、人の世話にならず、元気にピッシャッと生きていきたい。
誰もがそう願っている。
その為にもこれからもメタボを一緒に改善していこう。
では、今回の講座はここまでとする。
また、会える日を楽しみにしているのー。
では、さらばじゃー。
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